しばいぬたろう

マキシマム・リスクのしばいぬたろうのネタバレレビュー・内容・結末

マキシマム・リスク(1996年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

『マキシマム・リスク』('96)
Maximum Risk / アメリカ合衆国 / 英語

アクションは安定的に良く、サウナシーンがあるため、肉体派アクション俳優の美しい筋肉も披露されている。

ジャン=クロード・ヴァン・ダムは顔も良いので、美女との恋愛模様も合っているが、本作の美女は身長が高すぎて、ヴァン・ダムが小さく見えてしまう悲劇が発生している。
美女を演じたナターシャ・ヘンストリッジといえば、デビュー作が『スピーシーズ/種の起源』という強者。
裸になることには抵抗がないのか、本作のヴァン・ダムとのラブシーンでも景気よく脱いでいる。
しかし、元恋人の双子の兄とラブな関係になる展開は理解不能だ。

FBIとロシアン・マフィアと三つ巴展開になっていくのも面白いのだが、ロシアン・マフィアの中でもサスペンスな展開があって、物語展開は飽きることなく楽しめるものだった。
全体的にスピーディーに展開されるが、頭を使う要素は特にないため、気軽に鑑賞できる筋肉映画としても良かったと思います。
しかし、美女が裸になるシーンやガッツリとキスシーンがあるので、子供の鑑賞には注意が必要。

セバスチャンの扱い方も良く、強いて言うならタクシー運転手の青年だけが気の毒だった。
見どころは筋肉ムキムキ男の赤顔とヴァン・ダムの肉弾戦アクション。
しかも様々なシチュエーションで何度も繰り広げられるので、それだけで一見の価値はあると思います。
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