はんそく負け

木と市長と文化会館/または七つの偶然のはんそく負けのレビュー・感想・評価

3.8
市長・小説家・建築家の三人で議論するところがめちゃめちゃ面白い。持論を展開するためには画面の中央に陣取ること。その後小説家とジャーナリストが議論する際は両者が左右同一サイズに配置されてバチバチの構図になる。

2018.11.1
基本劇映画なのに、街の人へのインタビューなどところどころドキュメンタリーへと接近していく。その二つの間を行き交いながら、最終的にたどり着くのがそこかよ!で嬉しいビックリ。ノーマン・ベイツばりに前のめる教師の狂気も良い。