こなつ

西部戦線異状なしのこなつのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
3.8
1930年
この時代にこんな反戦映画が作られていたことに衝撃を受ける
12年前にWWⅠが終わり、9年後にはWWⅡが始まる
でも同じようにドイツはイギリスとフランスを敵視し殺し、人員が不足すれば若者や学生を容赦なく戦場へ送る

Netflix版のレビューでも書いたけど、国のため故郷のため、命を懸けて戦うって何なんだろう
塹壕に敵が乗り込んで接近戦になった時、ナイフや銃剣で戦う姿は"戦争"というより"殺し合い"だった

訓練所での様子や騎馬の描写、学校教育の様子など映画というよりも記録映像のように興味津々で観ていた
ここまで古い作品は観たことなかったけど、観づらさは全くなかった
いつかレマルクの原作を読んでみたい
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