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西部戦線異状なしのpopoのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
4.3
学校教師が生徒に愛国心を説き、戦場に送りだされ、ひとり残らず悲惨な結末(ほとんど死ぬ)を迎えるという内容。

最初から最後まで国家主義の恐ろしさと戦場の凄惨な有様が生々しく、ブラックなユーモアもはさみながら、"軽快に"描かれていて、その軽快さはそのままこの作品に登場する子どもたちの命が軽く扱われている様とリンクしているかのようだった。

特に最後にあっけなく命を落とすカチンスキーと、その後のポールのシーンは衝撃的だった。
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