旦那と娘を亡くした60歳のルイーサ、几帳面な性格で亡き旦那と娘の墓地にて30年近くも真面目に働き定年間近だった。
主人公は独り身女性、一匹の猫とひっそり生活していた。唯一の心の寄りどころの猫がある日突然の死を迎えるのだが、その日を境に生活は一変する。
定年間近での解雇(退職金は未払い)女優のお手伝いさえも…そんな状況だがただひとつ長年連れ添った愛猫を火葬してあげたいと仕事を始めるが…
ここまでなら誰にでも訪れる事はあるのかもしれません…地下鉄のシーンではルイーサは人生の全てを仕事と猫に依存していたかが良く分かります。
普通なら職探しに面接となるが地下鉄で、ものごいを見てお金を貰える事を知りホームレス風にまで変装しお金を稼ぐとは…犯罪を犯すよりは全然いいですけどね。
まぁそこは映画ですが現在、職があり少ないですが給料もあり、ささやかな生活でもおくれている事に見ててホッとしました。
人生にはどん底に落ちる気持ちになる事もあるでしょう、そんな時に出会えれば良かった1本だったと思います。