ルイーサの作品情報・感想・評価

「ルイーサ」に投稿された感想・評価

のんchan

のんchanの感想・評価

4.6
これは大好きなアルゼンチン🇦🇷映画❣️
女性が奮闘する作品を続けて観ているので、どうしても観たくなり再鑑賞💕
スコアはかなり個人的嗜好が反映されております😆が、かなり面白いのでお勧めしたいです✨

一言で表すと《アラ還女の悲哀から希望へ》
ブラックユーモアが散りばめられております。私はツボった🤣けど、ツボは人それぞれですからね。

ルイーサは60歳。夫と娘に先立たれ、ブエノスアイレスの都会で一人暮らし。
ある日突然、勤続30年の墓地管理会社から解雇され退職金すら貰えない。同じ日、もう一つ掛け持ちしている家政婦の仕事も終了を告げられる。そして、愛猫ティノ🐈が亡くなってしまうという三重苦が😨
ティノの火葬代300ペソを稼ぐ為、ありとあらゆる知恵を絞って奮闘する‼️


この作品は、私がブエノスで暮らしていた頃の製作らしく、なんとも懐かしい風景、地下鉄Ⓜ️の情景がリアルで楽しめた。ホントそうだった、あの物売り(地下鉄に乗ると必ず何かを手渡しされたり膝の上に乗せられる。そして名文句を聞かされ1ペソをねだられる)地下鉄構内での演奏(様々な楽器を奏でている)そして、ブエノスの地下鉄のホームはタイルの壁画が大変に美しい✨

アルゼンチン🇦🇷は昔から貧富の差が激しく、港町でもあるブエノスアイレスは様々な人種の坩堝。低賃金労働者は多く、この作品がメインとしている50代〜60代女性の社会保障問題は大変に厳しいと監督は言う。

脚本はアルゼンチンの地下鉄会社メトロビアが主催した脚本コンクールの大賞受賞作🏆
リアルな実態が反映されていて、唸る程にNICEだった👍

主役を張る女優さんの演技が抜群👏
そして、脇役の老人と、なんと言っても優しさの塊のマンション管理人ホセが最高💫


《余談》
アルゼンチンの地下鉄はなんと日本製が走っておりました。名古屋市営地下鉄東山線や名城線、東京の地下鉄丸ノ内線で運行されていた車両が第2の人生を送っていました。
車内を見渡すと「禁煙」や「乗務員室」等の日本語表記もそのままなんです😮
この作品に出ているのが名古屋東山線のお下がりだったかも?
<南米映画特集③>
(2011年1月24日@シネマート新宿)
[あらすじ]
事故で家族を亡くし、愛猫のティノと暮らす中年女性・ルイーサは墓地の管理人と有名女優の家政婦の二つの仕事で生計を立てていた。

ある朝、最愛のティノを亡くし、その日に自分が勤める二つの職場で解雇を言い渡される。墓地管理会社から支払われるはずの退職金がもらえず、ティノの火葬もままならず、生活費も尽きてしまい、ついには電気も止められてしまう。

窮地に追いやられたルイーサは地下鉄で出会った物乞いをマネて、自ら物乞いを始める。

[感想]
Yahoo!映画の解説では、コメディとなっているが、コメディにしては話が重すぎるし、ちょっとブラックである。そして、アルゼンチンの映画ということで、ラテン系のノリを期待していたが、ルイーサには全く見出すことはできない。

予想、期待を見事に裏切られた。

ストーリー的にはどこにでもあるような不器用な人を描いたヒューマンドラマ。しかし、舞台がアルゼンチンのブエノスアイレスということで、ブエノスアイレスという町が持つヨーロッパや北米、アジアとも違う混沌とした雰囲気が、今まで見たことのない味わいを作り上げていた。

さて、この映画に出てくるルイーサという女性、家族を事故で亡くしたということもあってか、ステレオタイプのラテン女とは真逆の生真面目で心配性の上に偏屈である。一人暮らしが長くなってしまったせいなのか、特に趣味らしい趣味もなく、きちっとした髪型でスーツを着て、毎日決まった時間に同じバスで職場に向かう日々の繰り返しということで、本当に融通が利かない。

墓地の仕事がクビになったとき、銀行からの通知に対応すべく銀行へはじめて行くのだが、地下鉄の乗り方を知らない上に、通知の差出人が頭取になっているからと言って、窓口で頭取を呼び出す始末。ここまで来ると、さすがにコメディとは思い難い。

さらに、極めつけは、前の勤め先に怖気づいて退職金の請求もできない上に、新しい仕事の探し方も分からず、地下鉄で出会った物乞いのマネをはじめて生活費を得ようとするが、そこで片足の物乞いに説教される始末。

さらに、猫の死骸が火葬できず、自宅の冷凍庫に仕舞うが、電気を止められた後は、高級肉と偽って管理人さんの家の冷凍庫に預けてしまう。ラテン系の陽気だけどちょっと物憂げなストリートミュージックと相まって繰り広げられるルイーサの奇行はまさにブラックユーモアそのもの。

ラストは、孤独に思えたルイーサも、気にかけてくれる隣人や説教してくれる物乞いの存在から、孤独感を克服し、何とかティノを火葬して、勇気を出して前の職場に退職金を請求する、

というところで終わるのだが、ルイーサのこの先に明るい展望が示されたわけではなかったので、なんだかすっきりしない終わり方だった。

観れば何か得るものはあるはず。
ルイーサのどこか高潔な雰囲気が好き。
アルゼンチンの音楽なのかアコギ?ののどかなBGMにも癒される。
ルイーサの人生がより良く続いていきますようにと祈りたくなる映画だった。
ぽっけ

ぽっけの感想・評価

3.7
仕事も大切な人も一気に失ってしまい怖いもの無しになったおばあちゃんのお話。
とよ

とよの感想・評価

3.8
この映画、すごく大好き。
力がみなぎってくる。
主役さんも、地下鉄のホームレス役も、
演技最高です。
小森

小森の感想・評価

-
大切な人やペットがみんな死に、仕事をクビになっても、意外となんとかなるのかな?と不思議な前向きさを感じる映画だった。
ZAKK

ZAKKの感想・評価

3.0
素晴らしい!この映画、素晴らしい!大絶賛!今年はいい映画になかなか巡り会えないとお嘆きの貴兄に…イヤまじて何度も映画館で観たくなる、素晴らしい!
ストーリーはアルゼンチンで暮らす一人暮らしの中年?女性の物語で…彼女の人生の再生の物語、話は暗いしなんか救いがないんだけど、実は何も物事解決してないんだけど、なんか生きてく勇気が湧いてくる…いくつになっても人生ってやり直せるんだ、素晴らしい…映像と音楽もまた素晴らしい…
礦

礦の感想・評価

1.5
これを観るには私は若すぎたと思う
ルイーサが何に悩んでどうしてうまくいかないのかとかを受け取れなかった
mi

miの感想・評価

4.1
定年を間近に控えたルイーサ。
夫と娘を亡くし、人との関わりも嫌い、唯一心許すのは
飼っている猫だけ。
勤め先を2つ掛け持ちし、その規律正しい生活からは、
何の面白みも感じられない。
そんな時、とんでもない出来事が一日にして立て続けに起きる。

アルゼンチンの経済状況について、詳しくは無いが
日本に置き換えてみることは出来る。
だから、【とんでもない】出来事を、さらりと面白おかしく
描いているのだが、どうしても笑い飛ばす事ができない。

とはいえ、端々でふっと笑わせてくれるシュールさもあり
それをルイーサ演じるアルゼンチンの国民的舞台女優、
レオノール・マンソがそれはそれは見事に演じている。
堅物ルイーサの表情をクルクルと変え、感情移入させてしまう演技力は圧巻だ。

彼女の取り巻く環境、その中に生きる人たち。
関わりを持たずに生きてきたルイーサが、一つのトラブルを
きっかけに、【人は一人では生きてゆけぬ】事を教えて貰う。

喪失から学び、立ち上がる時、人は変わる。
光を感じさせてくれる作品。
sugi

sugiの感想・評価

4.1
おばあちゃんが飼い猫を埋葬する話。
火葬したいけど、金が無い。
音楽がとてもお洒落です、、

ドン底から立ち上がる、ってコピーはなんか違う。そうなんだけど全然違う
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