マエダホノカ

戦場のメリークリスマスのマエダホノカのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
4.5
書きたいことがいっぱいあり過ぎてどうしよう…!

①坂本教授の音楽作り、秀逸すぎる

ジャワ島が舞台ということで、あの有名なメロディーはガムラン音楽からインスピレーションを受けている。
また、ビートを細かく刻むことで、戦争の忍びくる恐怖感を感じられる。
そしてオーケストレーション。シンセの中にもホルンやストリングス調をしっかり残している。



②ヨノイとセリアズの関係

ヨノイ=セリアズに一目惚れ、好き
セリアズ=ヨノイ好きではない?

と感じた。
頬にキスしたのは、捕虜長を助けるため、
ヨノイが自分に好意を持っていたのを利用した、
そう感じたけど、皆さまどうなんだろ。。。


③カネモトとデヨンはある意味救われた?

2人は好意を持っていた訳だが、
共に同じ時して、自死を選んだ。

カネモトは切腹を強要されたから置いといて、
デヨンはカネモトへの罪を贖う為か、
大切な人となったからか、共に死を選んだ。
…私は上記二つが理由だと思う。

私も大切な人を持った今、
大切な人と一緒に死ぬのは、
ある意味、相思相愛、命の救いだと感じた。



④ハラが最後にローレンスに何故メリークリスマス?

ローレンスにあの時みたいに俺を助けてくれ節もある。

2人が話をしていた中、ハラが「あの時のクリスマスの話」をした時には、ワンチャン救いを願っていた気がした。

だけど最後のメリークリスマスは、
救いではなく、友情?を確かめる言葉
のように感じた。