たろさ

戦場のメリークリスマスのたろさのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
4.0
第二次世界大戦下、日本統治下のジャワ島の日本軍の捕虜収容所。ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイ)イギリス陸軍少佐が捕虜として連れてこられる。捕虜収容所の所長、ヨノイ大尉(坂本龍一)は彼に惹かれていく。


戦争中の捕虜収容所でのできごとを描いた作品。日本に好意的なジョン・ローレンス(トム・コンティ)もいるし、日本を見下しているヒックスリー俘虜長(ジャック・トンプソン)のような人物もいる。画一的な描き方でなく色々な人物をちゃんと描いているのがいい。
気に食わないことがあったり些細な理由ですぐ捕虜を殴る日本軍の捕虜虐待の描写がひどくていい。その中でハラ軍曹(ビートたけし)がなかなかひどくていい。

「爆笑問題カーボーイ」の「怒りんぼ田中裕二」で使われている曲が流れていて笑ってしまった。
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