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戦場のメリークリスマスのTのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

何度目かの視聴。
第二次世界大戦中の日本軍の捕虜(俘虜)収容所での日本兵と外国人捕虜の話。
戦争という相手国とその国の人と戦い殺し合う世界で命と尊厳が軽視され失われていた。
通訳を担っていたロレンスの手記がモチーフになっているらしいので、捕虜側の目線ではあるが日本兵の残虐さ蛮行は史実と違わないのだろう。
戦争の終わりと共に立場は逆転、日本の将校は次々と処刑される。処刑前日にロレンスと面会を希望する原軍曹の様子もまるで変わっていた。
デヴィッド・ボウイと坂本龍一が美しい。デヴィッドは捕虜なのにお肌ツルツルピカピカ。昔見た時は2人の感情が恋愛とは思わなかった。
タケシも若い。
亡き大島渚監督の激情溢れる監督ぶりが目に浮かぶ。

世界の紛争、戦争が早く終結を迎えるよう心から祈る。
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