坂本龍一さんの一周忌NHK BS
1942年ジャワ島の日本軍の捕虜収容所での出来事。今風の言い方をすればハラスメントだらけの狂気の日常。
暴力シーンが多いのに血がほとんど流れないのが不自然だし、全体を覆う1942年の不穏な雰囲気が苦手。史実をどれだけ反映したのだろうか?
戦時中のヨノイ大尉のメイクのファウンデーションが濃いのはいかがなものか?美しく見せたいのはわからないでもないけど。大尉が毎朝洗顔して化粧するシーンがあったら可笑しい。
でも、トム・コンテイの捕虜側と日本軍との間の微妙な立ち位置を演じるローレンス役の繊細な演技が素晴らしい。彼とたけしさんとの距離感にあの旋律は反則のように沁みる。
初めての劇伴でシンセサイザーの音色のこだわりと旋律の強度、作曲と主演の両方をこなした坂本さんは今見ても驚異的😊
放送直後に坂本さんと東北ユースオーケストラのドキュメンタリー。思わず録画した。
RIP 坂本さん