りほ

戦場のメリークリスマスのりほのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

午前10時の映画祭にて。

戦争映画なんだけど戦争映画じゃなかった。
西洋と東洋の死生観の違いとか
文化 宗教的な考え方の差異を表現してるんだろうなと強く感じた。
ジャワ島と坂本龍一の音楽と戦争モノって組み合わせを考えた監督すごいと思います。キャスティングも含め新しいというか。
ロレンスの保守的な考え方が好きです。集団としては嫌いじゃないとか、全員が犠牲者だとか。

ヨノイ大尉怖いけどかっこよかった。一番かっこいいキャラじゃないかなあ…セリアズとの絡みが良い。映画館で見た限りだと漠然とした愛情しか感じられなかったけど(こんな感じかな?くらいの理解)考察読むとまとまってくる。
個人的には最後のセリアズキス→ヨノイ卒倒の流れは、'セリアズに惹かれている感情をヨノイがここで自覚'に加えて同性愛への嫌悪でキャパオーバーな感じかなと予想。
何回も観れる映画。
りほ

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