戦場のメリークリスマスのChihilowのレビュー・感想・評価

12月が近くなるとなぜか見たくなる一本。
劇中戦時下の捕虜として当時のデヴィッド・ボウイはキラキラしすぎてるし、坂本龍一は演技と発声が…だし、戦争映画だけど戦争シーンは無いし。
それでも大島渚はうまくまとめて、何十年後の時代にもちゃんと「もう一度見たい」や「あれ？これって？」っていう問題提起を残してくれている素晴らしい監督だと思いました。何回も違う目線で見直せるしね。
ちなみに坂本龍一とビートたけしが2人で「俺たち演技が酷いから静かにフィルム焼いちゃおうぜ」って話し合ったエピソードマジで好き。