警官ばかりが住む街を舞台に不正を暴くミッションに臨む保安官の戦いをシリアスに描いたサスペンスアクション。
地味ながらも実直に物語っていくスタイルは主人公の生き様と重なり良かったですが、クライマックスの展開はカタルシスというより結局そっちかという期待外れの感が強かったです。
うだつのあがらない保安官役が妙にハマっているスタローンの周りをデ・ニーロにハーヴェイ・カイテル、レイ・リオッタとマフィアやギャング役のイメージが強い面々で固めた豪華な布陣にワクワクさせられ、さらにT-1000役でお馴染みのロバート・パトリックを筆頭に、マイケル・ラパポートにノア・エメリッヒと印象的な脇役俳優が多数出演しており、途中から魅力の薄いストーリーを追うより知った顔を探すのが一番の楽しみになっていました。
