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ディア・ハンターのなのネタバレレビュー・内容・結末

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

良い意味で、重苦しくて良い映画だった。

特に、作中でロシアンルーレットのシーンがいくつか出てきたけど、どれも鬼気迫る感じで、見ててシンプルに怖かった。

冒頭の登場人物たちの泥臭い友情と、ベトナム戦争帰還後の彼らの変化を比べると、とても悲しくなるし、1人ベトナムに残って最期までロシアンルーレットに挑んでいた彼の変わりようが1番観ていて堪えた。

劇中歌のcavatinaが、戦争映画とは思わせないほどの哀愁さを漂わせていて、映画全体の味に花を添えていた。
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