砂ずりと映画

ディア・ハンターの砂ずりと映画のレビュー・感想・評価

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
3.0
自殺ロシアンルーレットに巻き込まれるシーンは緊迫感と謎の高揚感があり、不思議な気持ちになる。戦争の時に高揚感があるようなシーンが描かれることがよくあるが、ディアハンターではこの興奮状態がよく表されていると思う。
長い長い結婚式のシーンからの落差は想像以上に感じられない点がすごかった。どんなに違う日常、つまり結婚式も戦争も彼らの人生の日々の一つでしかないということを感じた。そういう戦争の描き方は特異的だなと思った。