子供の頃テレビ放送時、背伸びして見た記憶が微かにあるものの、ロシアンルーレットとネズミがいる水中檻以外は全く覚えてなくて、今回新鮮な感じで観れた。
まず、クリストファー・ウォーケンとメリル・ストリープがめっちゃ若けえー!(40年前の映画だし、当たり前だけど)
冒頭のバーと披露宴で流れてる「Can't Take My Eyes Off You」の曲、近年クリント・イーストウッド監督の「ジャージー・ボーイズ」を観た後だとなんか切なく感じた。
テーマ音楽の「カヴァティーナ」、誰もが耳にしたことがある曲だと思うけど、「ディア・ハンター」の曲だったんですね。
序盤の結婚式と正教会の様子を見ると、主人公達はアメリカでもマイナーなロシア系(また東欧系移民)の移民の子だと分かり、少し複雑な気持ちになった。
(ベトナム戦争の時は、第2次世界大戦の時とは違って富裕層の家庭の若者の多くは徴兵逃れの疑惑がある。クリント大統領、(子供)ブッシュ大統領、トランプ大統領など)
サイゴン陥落シーンと、あと何と言ってもロシアンルーレットのシーンは戦争の狂気を強烈に印象付けた名シーンだと思う。
3時間10分はさすが長かったが、この内容だから長尺はしょうがないかな、、今までベトナム戦争の負の遺産を描いた作品の中で一番良かった。