３時間以上の長尺映画で、吉祥寺のアップリンクで鑑賞しました。４０年前のアカデミー賞５部門受賞されていて、確かに面白かったと思います。
ベトナム戦争を描いている作品で、最初の１時間はベトナム戦争出征前の結婚式兼出征式と仲間との鹿狩りにかけて、中の１時間でベトナムで起きた虐待や捕虜からの脱出を描き、最後の１時間でベトナムから帰還し傷ついた主人公たちを描いています。とてもゆっくり丁寧に描いていて、どっぷりベトナム戦争にハマることができます。
ニックという親友を探しに、好きな女性（ニックの婚約者）を置いて再びベトナムに戻り、記憶喪失になってロシアン・ルーレットに魅入られたニックに出会った主人公（ロバート・デ・ニーロ）。記憶を呼び起こすために自らロシアン・ルーレットやって見せるんですが、銃の引き金を引く前に一言「I love you.（愛している）」というのがなんかこの映画、同性愛の話なのかなあと。何となく気づいたのでした。だからどうという話ではないんですが。おすすめです。
