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ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

3.8
ひとりの科学者を乗せた輸送機が墜落事故を起した。原因はパイロットが異常幻覚を見たのである。惑星ウクバールでのミスニーという少女の保護を依頼されたダーティペア(ケイ、ユリ)は、この仕事と墜落事故は関連があると考えた。事故のVTRを見終った直後、二人は予知能力である情景、深い森に囲まれた湖とはしゃぎ回る少女の姿を見た。ウクバールに着いたものの、依頼者のコニー・ブライトンは殺されており、ミスニーも姿を消していた。この星の実権を握るA・J・ディベロップ社の保安部長サマラから、ミスニーはノーランディアの森にいると知らされた二人は向った。二人を待ちかまえていたのは、ノーランディアに棲息する異様な生物と幻覚であった。そしてある日、ついに予知能力に現れたのと同じ少女、ミスニーの存在を確認することができた。帰ろうと説得する二人に、ミスニーのテレパシーが流れ込む。それは誕生から今まで彼女が体験してきた、しいたげられた恐怖の記憶だった。突然一筋のビームがミスニーの体を貫いた。サマラたちが現われ、ミスニーはコニー殺しの犯人だと言う。納得のいかない二人は、独自に調査を続けある事実をつかんだ。そして、A・J・ディベロップ社の社長、オラン・ガルシアとそのボディガード、コルジスを襲撃した。数年前、ウクバールで異星文明の遺跡を発見したオランたちは、技術の一部を解明することに成功し、生体実験を繰り返していたのだ。ミスニーはその実験の犠牲者であり、ノーランディアの森の生物たちはミスニーにいたるまでの失敗作だった。スキを見て逃げたオランは宇宙船に乗り込む。だが、怒りのレイガンを構えたユリが待ち構えていた。
「ダーティペア」シリーズ第2作。
今回の相手は、エスパー。幻覚を見せられたり苦戦しながらも、力と度胸で解決するダーティペアの活躍は、痛快。
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