ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎の作品情報・感想・評価・動画配信

「ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎」に投稿された感想・評価

乃

乃の感想・評価

4.5
めちゃくちゃいい。
2人のカラダがイイし、ケイが悪夢から飛び起きる時の3カメもいい。
脚本が平成ガメラ、パトレイバーの伊藤和典さんなので視聴。

幻惑効果をもたらすノーランディアの森。その設定に有機化学で言うところの鏡像異性体、エナンチオマーを借りてきたってところが結構面白い。ダーティ「ペア」の物語だから、ある意味「ペア」の関係性にあると言ってもいい鏡像異性体を話の中心に持ってきたかったのかな……といっても、この鏡像異性体の話もわりかしあっさり気味というか、あくまで世界観を理屈付けるための設定でしかなく、物語を直接的に転がすキーにはなっていません。「世界観はそれっぽく肉付けしときましたんで、あとはダーティペアの破天荒な暴れっぷりを堪能してください」ってところなんですかね。そうなると、どー考えても作劇上不必要であろう、全くドラマのないカーチェイス・アクションをしつこいくらい描いていたのも納得がいくというか、ユリとケイの大暴れの末に街が壊滅していくところをゲラゲラ笑ってみるのが正しい鑑賞スタイルかと思われます。

もちろんここでは、出来る限り後味が悪くならないように、リアル調を崩したデフォルメ気味の死体や倒壊したビルがモリモリ描かれるんですが、こーいうのが80年代は受けていたってことなんでしょうかね。なんだか同時期に制作されたOVAにしてオタク向けSFアニメの「バブルガムクライシス」を思い出しました。そういえばあのアニメでも超能力じみた力を持つキーパーソン的少女が無惨にも殺されてたし(つーか暴走による自己組織破壊的な描写)、その割にはなんだかあっさりとした終わり方だったので、この映画とちょっと似ているななんて思ったり。

ターミネータじみた敵サイボーグ兵士や触手乱舞や軽めのリョナ描写など「80年代的エログロオタク要素」が詰め込まれた作品。そういう作品私も当然好きなんですが、うーん、期待したほどじゃなかったというのが正直なところです。まず上映時間が60分は短すぎ。予算も足りなかったんだろうなってのが作画からアリアリと伝わってくるし、なにより演出に全然タメが無くてサラッサラッとシーンが流されてばっかり!これが結構デカいですね。

物語の構造的には①ミスニーの捜索②ノーランディアの森でのドラマ③黒幕との追いかけっこという三段階を踏んで進んでいくんですが、やっぱりこれを60分の枠に収めてしまったのには無理があったんじゃないでしょうか……あと、黒幕がバスや電車などの公共交通機関を使って何食わぬ顔で逃亡しているのがおかしくて笑えました。
TVシリーズに比べキャラデザがリアル調になってマジ安彦良和。ついに乳首解禁。
anguish

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2.3
WWWA(スリー・ダブリュー・エー)のエージェント、コードネームは「ラブリーエンゼル」のケイとユリのコンビ、通り名はダーティペア(汚れ屋二人組)

土器手司のダーティペアにしては頭身が少し高くちょっとアダルティになっていて当時かなりの違和感があった、観るのは初めて。特記する事は無いけど、60分のOVAなのでコンパクトに纏められている、二人の性格や特徴を捉えて悲哀や皮肉や独特のアクションなども盛り込まれて安定のダーティペア節、説明はないけどこれだけ見ても大丈夫、ちょっと年齢層は高め。

20200913
mitakosama

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3.2
ダーティペアOVA。TVシリーズよりだいぶ頭身をあげている、というか肉感的になってる。肩幅が広くてお尻が大きい。個人的には健康的なセクシャリズムに満ちてて好きなアレンジだ。

行方不明となったミスニーという少女の保護を依頼されたラブリーエンジェル。ノーランディアの森なる所に捜索に行くが、謎の幻影に悩まされる。

この幻影がもう、触手エロの世界。ケイがやたらと追いつめられる。割とヌーディなシーンも多い。
不思議な生命に襲われたりするが、ユリとケイは森で遊び少女を誘い出す。

少女らは実は異星人の遺跡から作り出した人工生命とのこと。けっこうな大風呂敷を広げた物語やね。後半の都市部でのカーチェイスも見所多し。

ラブリーエンジェルはケイの方がタイプなので、ケイがエロカワイイ今作はチョットそそるわ。
これOVAじゃないの?と思ったけど劇場上映もあったのね。TV版の可愛いキャラデザを捨ててシリアスでイマイチな絵になり、内容も暗くて残念な感じになっててガッカリ。

1万円もするVHSテープを買って内容がこれだったら、かなりショックだなあ。当時のオタクの反応はどうだったんだろ。
HK

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3.7
高千穂遥原作の小説のアニメのOVA版。監督は「ルパン三世 燃えよ斬鉄剣」「天使な小生意気」などの奥脇雅晴。脚本は伊藤和典。キャストは頓宮恭子、島津冴子などなど

科学者を乗せた輸送機がパイロットの幻視によって墜落した。そのころWWWAの二人は一人の少女の保護の依頼を頼まれたのだが、依頼主が何者かに殺される。その後、彼女はノーランディアの森という所に存在するという情報を入手するが…

高千穂遥原作のSF小説のOVA作品である。ウィキペディアによると本人には知らされることなく作られたのであるが、キャラデザはデフォルメが効いたテレビ本編に比べるといささか原作に近しいようにスタイリッシュになっている。

そして所々ではあるが、原作準拠の設定を出しているなど、ある程度これまで以上に原作リスペクトが高い作品にはなっているのではないのでしょうか。

映画の構成としましては、大雑把に分けると序盤のミスニー捜索編からノーラディンディアの森での幻視体験に二人が襲われる所、そして後半の黒幕発覚からの追いかけアクションパートに分かれている。

幻視体験のシークエンスは何回もケイが悪夢を見る羽目になり、そこから抜け出せなくなるという事態に発展する。こういうちょっと怖いSF展開もなんか伊藤脚本の特徴なんですかね。

テレビ版ではあまりみられることのなかったサービスシーンもそこでは満載で、ケイとユリ二人のヌードシーンを拝めます。まあそこまで作画がきれいではないのであまり嬉しくはないのですがね。

その後はその呪縛から抜け出せてから、二人でノーランディアの森内をキャンプでもするように遊びまくる所もあります。なんかこういう女子特徴のアットホームなのほほんとした雰囲気も楽しめましたね。

そこから、真相が発覚するところまでも大体が二人の説明なのでそこまでではありませんが、後半から終盤にかけてはほとんど会話シーンもなくずっとおっかけ。

この当時ってロボコップとかターミネーターみたいなSFアクションが跋扈していたからそれに追随したような感じなのですかね。でもあの二人の追っかけシーンはやはりダーティペアらしいというか、ドタバタアクションが醍醐味のこの作品らしい展開でしたね。

ただ最後の最期でなんか知らないけど物凄いバッドエンドなのにあっけらかんとしていてちょっとげんなりした所もありました。いやまあね。ラブリーエンジェルのことですから、星一つぶっ壊すことぐらい容易いのは分かるのですが、こうもあっさりだと笑えないし、かと言って悲劇的でもないためよく分からなかったですね。

まあ、それでも一本の作品としてはまあまあ面白い作品だったのではないのでしょうか。やはりダーティペアってちょっとブラックな内容でも軽く扱えるような80年代らしさがてんこ盛りのためにとても見やすくて、そこが溜まらないのかもしれませんね。

いずれにしても、見れて良かったと思います。
SFミステリ―アクションとしては強引ながらも謎解きがあるし、クライマックスのケイ対サイボーグ兵士、執念で黒幕を追跡するユリなどのアクションも面白い。ちゃんと『ダーティペア』シリーズのお色気シーンや大破壊で終わるラストも踏襲している。脚本は合格点だ。だが作画も演出もレベルは低い(当時のOVAは高価にもかかわらず残念な作品が多かった)。今作は不調な作画も当時の味として昔を懐かしみ、レンタルで観る分には十分楽しめるレベルだ。
daiyuuki

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3.8
ひとりの科学者を乗せた輸送機が墜落事故を起した。原因はパイロットが異常幻覚を見たのである。惑星ウクバールでのミスニーという少女の保護を依頼されたダーティペア(ケイ、ユリ)は、この仕事と墜落事故は関連があると考えた。事故のVTRを見終った直後、二人は予知能力である情景、深い森に囲まれた湖とはしゃぎ回る少女の姿を見た。ウクバールに着いたものの、依頼者のコニー・ブライトンは殺されており、ミスニーも姿を消していた。この星の実権を握るA・J・ディベロップ社の保安部長サマラから、ミスニーはノーランディアの森にいると知らされた二人は向った。二人を待ちかまえていたのは、ノーランディアに棲息する異様な生物と幻覚であった。そしてある日、ついに予知能力に現れたのと同じ少女、ミスニーの存在を確認することができた。帰ろうと説得する二人に、ミスニーのテレパシーが流れ込む。それは誕生から今まで彼女が体験してきた、しいたげられた恐怖の記憶だった。突然一筋のビームがミスニーの体を貫いた。サマラたちが現われ、ミスニーはコニー殺しの犯人だと言う。納得のいかない二人は、独自に調査を続けある事実をつかんだ。そして、A・J・ディベロップ社の社長、オラン・ガルシアとそのボディガード、コルジスを襲撃した。数年前、ウクバールで異星文明の遺跡を発見したオランたちは、技術の一部を解明することに成功し、生体実験を繰り返していたのだ。ミスニーはその実験の犠牲者であり、ノーランディアの森の生物たちはミスニーにいたるまでの失敗作だった。スキを見て逃げたオランは宇宙船に乗り込む。だが、怒りのレイガンを構えたユリが待ち構えていた。
「ダーティペア」シリーズ第2作。
今回の相手は、エスパー。幻覚を見せられたり苦戦しながらも、力と度胸で解決するダーティペアの活躍は、痛快。
ANDY

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3.3

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