レジェンドラッパー"エミネム"の半自伝的映画。8mile先の地、ラップで栄光を掴めるか。
ライムやフローというワード。フリースタイルラップの予備知識は多少あった方が良いかも。丁寧には語られない。
貧困と犯罪、貧困街の暮らしのリアル。この作品ではあまり多く描写されないけど、実際のところ、治安はかなりエゲつないんだろうなあ、というのが随所のセリフ等から伝わってくる。
ラップ音楽は黒人の文化という描写。ラップの中での白人差別。センシティブな部分でもあるので、あまり多くは書かないけれども、そこに複雑なバックボーンを考えさせられる。
恋愛要素はオマケ程度に。正直そんなに語る部分はないかなあというところ。
肝心のラップバトル。うん、凄くアガる
。真っ向からの貶し合い、それとユーモア。ラストバトルは90秒、スゴく良かった…！
まずは純粋にカッコいい映画。色々と背景を掘り下げると、より一層深く味わえるかも。
