ちゃむ

魔女の宅急便のちゃむのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.5
小さい頃見てたときは、自分よりちょっと"お姉さん"の冒険物語、と思ってた。
が、いま見てみると、47歳のおじさんがよくもまあこんなにリアルな少女の内面を描いてるわ!と感心してしまう。

初めて街にやってきたときに、恐らく初めて人前で恥をかいて、自尊心と心細さの狭間でとんぼに冷たく当たってしまう、この感じ。
可愛いなぁ、とにやにやしちゃうあたり、自分も大人になったな!笑

ごくごく小っさなことでスランプに陥っちゃうのもそう。
自分がすごく素敵!って思ってたものを人に貶されたとき(特に同級生の女の子なんかに貶されたら)、この世の終わりみたいに憂鬱になること、あると思う。13歳の女の子なんてそんなもんだったわ。

街の人たちも気の良い人たちばかりで、観ていてとっても清々しい。何回観ても何年経っても色褪せない、さすがのジブリ👏
ちゃむ

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