魔女の宅急便の作品情報・感想・評価

「魔女の宅急便」に投稿された感想・評価

☆㊗️500レビュー㊗️☆
今期中にここまで観れるとは思わなかった。
この調子でガンガンいきましょう。映画はまだまだ尽きることはない。

500本目にふさわしいと思います。『魔女の宅急便』。もう何回観たかわからんジブリの名作。

ジブリ作品は子供と大人の境目の微妙なお年頃を現実のファンタジーの狭間で描くことが真骨頂。
その中で特に本作と『耳をすませば』『紅の豚』が個人的に御三家。
キキ、しずく、フィオ。この思春期と言うか青春と言うか、心と体と環境の変化に戸惑う少女、ちょっと言い方間違うとヤバいけども、この純粋な心と、そうは言っても大人になったり、渡る世間は鬼ばかりの世の中が待っていたり、世知辛い現実との間で葛藤し、その中で色々揉まれてまた新たな出発に一歩踏み出す。とても勇気をもらえる。

特に本作は見知らぬ土地で、ビクビクしながらもパン屋の夫婦や周りに助けられながら、魔女という自分を見つめ、自分のアイデンティティと存在価値に悩み苦しみながら生活するキキの心模様がとても印象的。

様々なトラブルを乗り越えて、キキと出会った人達がキキを応援し、励まし、“よそ者の頼りない魔女”が徐々に街に馴染み、その一部になっていく。

新学期や新生活、再出発、色んな出会いと別れを繰り返して人が成長していく。同じ景色が違って見えてくる。
そんな小さな感動の積み重ねが人を大きする、という、なかなか子供に伝えにくいことをそのまま伝えてくれる良い作品。

ああいう海の見えるヨーロッパ風の街並みと石畳とパン屋と離れの生活に何度観ても憧れる。

パン屋のママと、山小屋のお姉さん、青い屋根のおばあちゃんのように、キキ以外でも一生懸命、とはいえ、何とは無しに、ただただそこにどっしり構えて生きている強き女性が他にも描かれて、キキを迎え入れてくれて、キキも何かを受け取っていることが何とも優しく感じる。

魔女という非日常的な彼女の日常がとても魅力的に描かれた傑作。
sachi

sachiの感想・評価

4.0
久しぶりにみたら新鮮だった!当時ピアノの楽譜買って弾くくらい好きだったのに、忘れてる…

出だしのルージュの伝言の入り方から心掴まれるし、脇役の皆もそれぞれのキャラが可愛らしく素敵でした!
ユーミンの「ルージュの伝言」から始まるオープニングのワクワク感がすごい。あとジジかわいすぎ☺️
kumi

kumiの感想・評価

3.7
出会いと別れの季節に観たくなる作品。自分の選択が正しいのか間違ってるのかって迷うこと、あるとおもう。新しいことにチャレンジする時。知らない場所で、知らない人たちとすごす時。そんな暮らしのなかで、みえてくるもの。経験できること。分かってくること。

それにしても海沿いの街や、空から見下ろす景色がすっごくキレイだったなぁ〜。

やりたいことに向かってまっすぐ進める人が、まぶしく見える今日この頃。そんな気持ちやエネルギーのある人のかっこよさを、もう一度思い出せるようなそんな映画。
海の見える街、高校のとき部活で弾いたのを思い出すので懐かしい気持ちになる

改めて見ると、人の歩きや表情・服や髪が風で揺れるなど、とにかく動きへのこだわりがすごい
顔があんなに簡素なデザインなのに可愛く見えたりするのは動きがきちんとしてるからなんですね

あと影
本当に世界が頭の中に出来上がってないと、あんな影の付け方できないと思うんだ

長く愛される理由がよくわかる
yuuna

yuunaの感想・評価

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自分が幼い頃によくみてたので思い出します
でも、魔法が使えなくなって落ち込むキキの気持ちの捉え方は今じゃないとわからないかも
何気に初めて見た
ユーミンの曲は30年以上経った今でも全然古くないね
登場人物皆優しくて温かい映画。

修行を積んでいく中で色々な問題にぶち当たって苦悩しながらも、周りの人に助けられたり自身で努力して成長していく過程が優しく描かれていました。

トンボくんのキャラいいなあ。
ラストがとても良かった!

ジブリはあんまり見ないけどなとっても面白かった!
マーベル映画では女が宇宙をかっ飛び、DC映画では女が男をバットで殴っている。現代とは女が女を表現する時代だと思う。だけど宮崎駿って男は30年前に空をふわり飛んでいく女の映画を作っている。彼女が成長し挫折する姿、その一つ一つに隠れた感情、そこに向けられた視点の的確さはちょっと信じられないほどだ。現代には彼のような人が足りない。女を描ける男や、男を描ける女が、この世界に足りない。

何が恐ろしいって、13歳の少女の奮闘物語だけで「女の一生」を描いてしまっているところだと思う。キキという少女はきっと、ウルスラのような大人になり、オソノさんのような働く女性になり、自身の母のような母になり、ニシンのパイの老婦人のように一生を閉じていくことだろう。それが観客には直感的に伝わるのだ。街を歩くキキの表情がすべて語っている。彼女が周りの女性に憧れながら育っていくだろうことは自明だから。

新生活の映画としても、女を描いた映画としても、表現者を描いた映画としても、完璧に美しい。この薄暗い時代に必要な映画だったんじゃないかな。
chisato

chisatoの感想・評価

3.8
まともに見るの初めて。さすがジブリ。魔女の修行に行ったのに力が弱ってしまうのはなんで?て思ったけど、そんなの気にならないくらい素晴らしい。トンボみたいな無邪気な少年いいわあ。ラスト泣けた
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