じゅー

魔女の宅急便のじゅーのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
3.8
THEジブリという世界観!
この映画の主題歌にはムーミン以外考えられないというほど「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」が映画にマッチしていた。
すこしキキが情緒不安定なところがあったけど、慣れない都会暮らしとまだ友達がいないという状況下では仕方がないように感じられたが、そんなキキに嫌な態度をとられても、何度も話しかけてくるトンボがすごい健気で推せた。
それにキキの周辺人物がみんないい人で心が温まった!
また、魔法が使えなくなるという、いわゆるイップス(心の問題)のとき、森の中に住んでいた絵描きのウルスラがキキに言ったセリフ「ジタバタするしかないよ 描いて 描いて 描きまくる。」「それでもだめだったら、描くのをやめる 散歩したり 景色を見たり… 昼寝したり 何もしない そのうちに急に描きたくなるんだよ」という言葉に強いメッセージ性が感じられた。
気軽に何度も見たくなる作品だった!
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