えりか

魅せられてのえりかのレビュー・感想・評価

魅せられて(1996年製作の映画)
3.8
大人になろうとしてる19歳の主人公がイタリアのトスカーナに行くことで、ちょっと大人になる話
主人公をあからさまにエロい目で見てるおじさん達、冷静に気持ち悪い
愛や恋に悩む登場人物達の些細な感情の動きが、仕草や表情で絶妙に表現されていた
トスカーナは自然豊かで、人々は性に対して開放的で、多分ユートピア的な場所として描かれていた
死ぬ時はトスカーナではなくて、灰色の空の地元で死にたいって言っているおばさんが印象的だった
綺麗なんだけど、どこか変態的で、とてもベルトルッチ的な映画でした
えりか

えりか