とり

パーフェクト・ストレンジャーのとりのレビュー・感想・評価

2.5
予告編のあおり方が過剰すぎて微妙かも~と思いつつ鑑賞。
心配してた通りやっぱり微妙な作品でした。
観終わるまで待たずとも、衝撃のラスト7分11秒でしたっけ?まで到達せずとも、序盤からすでに微妙空気が漂ってました。
出演者は豪華この上ないけど、脚本と演出が雑すぎる。
犯人探しの楽しみは皆無に近いし、見せ方もヘタでサスペンス要素も楽しめない。
キャラ映画として割り切って観たらまぁまぁってところ。
怪演に定評のあるリビシが良かったなー。
ブルース・ウィリスはやる気なさすぎというか明らかに気を抜きすぎ的なお気楽お遊び出演っぽいし。
ハル・ベリーは新聞記者にしてはセクシーすぎて変だけど、すごく綺麗でした。
すっかり定着したサイバー系演出、この映画でも使われてたけど、あまりにもお粗末すぎて鼻で笑っちゃいますな。
殺人を扱うような真剣な作品ではやはりこういう部分で丁寧な説得力を持たせないと、陳腐化しすぎて観客がついて行けなくなってしまうと思う。
大手広告代理店の社長のPCセキュリティ甘すぎるし、そもそもソレ系の専門スタッフが常駐してるもんでしょう普通。
あれ見る限りどう考えても社長が自分で自分のPCメンテやってるみたいで、ブルースおいおいって悲しくなっちゃいます。
だいたい社内で社長と派遣OLがチャットって・・・。このスパイめがぁ!ってちゃぶ台ひっくり返す前にもっと職場環境の整備しようよ・・・エロエロパワーに負けすぎ、社長。
社内のほかのOLたちが無駄にエロエロでしかも美女揃いだったので、なんかそこだけ楽しかったです。社長の嫁と大柄秘書は特に。
それにしてもブルースはもとより、ハル・ベリーもだいぶ作品を選ばない女優化してますね。
TOHOシネマズ流山おおたかの森
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