あの頃ペニー・レインとのゆーのレビュー・感想・評価

グルーピーって懐かしい言葉。ロック全盛の時代、こんな感じだったのだろうなぁと目を細めてしまう。

ウィリアムの表情が羨望や称賛、戸惑いや混乱、懐疑心や興奮など、心の中に渦巻くざわざわした感情をうまく表しているようでそれを見るたびにこの物語に惹き込まれていった。

15歳の少年が目にするのは混沌とした欲望の世界。それでも何とかのみ込まれずに自分の足で立ち続けた彼に救われたのは誰だったのか。

ロックスターでいつづけるのは並大抵のことではないね。