厳格な母に育てられ、幼い頃から弁護士を目指している優等生の主人公・ウィリアム。家出した姉のベッドの下で大量のレコードを見つけたことから、ロックANDロールの虜になり、15歳ながら音楽ジャーナリストとして、抜擢される。記事を書くために、あるバンドのライブツアーに同行した彼だが、そのバンドのグルーピー「ペニーレイン」に惹かれはじめて・・・。
爽やか!
ロックにお酒にドラッグに・・・。
退廃的な世界を描きながらも、全編通して清清しいのは、
主人公の少年ウィリアムが、魅力的だから?とっても良い子!真面目なんだけど、不器用で。バランスよくって可愛いです。
嫌いな人物が1人もいなかったことも楽しく見れた理由かも?
息子を心配するお母さん。
弟の自立を後押しするお姉ちゃん。
魅力的なペニーレイン。
ズルイけど、憎めないバンドのギタリスト・ラッセル。
ペニー・レインが現実の世界に戻ったところで終わるんじゃなくて、ペニーなし(?)のその後も描いていたのが、良かった
ペニーレインとウィリアムだけじゃなくて、バンドメンバー(ラッセル)にも、少しの変化を与えた、てところがなんか好き。
最後の「もう飛行機に乗らないツアー」ていうのにクスっときた。
素敵な青春映画。