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あの頃ペニー・レインとのlenoのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.0
気になってた作品一気見②

元祖バンドマンに手を出したら痛い目見るよ!系映画(そんなジャンルそもそもあるのかはツッコミ禁止…笑)

ロック、そして青春映画ということで前から気になってました!
60.70年代のロック好きな人は好きだよ〜この雰囲気。退廃的なんだけど、女、友情、ロック…もうアメリカの青春てんこ盛りて感じ。

ロック好きな男の子がひょんなことから人気バンドに同行してルポを書くって話なんですけど、そこに青春がうまーくスパイスとして絡まる。
私も中学生くらいの頃、ロックにハマり、ロッキンオンの記者になりたい!て思ったこともあったので、すごい主人公の気持ちはわかりました。なんたって、好きなロックのことを記事にして仕事になるんです!
もう天職て思っちゃいますよね…

キャストに関してはもうとにかく、ペニーレーンの魅力よ…
可愛さと妖艶さを兼ね備えたカリスマなんですけど、すこーしずつそれにも陰りが見え始め、それと共に主人公との仲も深まりってのはもう青春〜てなります。
密着されるバンドのリーダーもこれまた危ない匂い醸し出すけどカッコよくてこれは女をダメにする系男だってなります笑
でもそれがすごい魅力なんですよね…

脇を固めるキャストのマクドーマンドとシーモアホフマンも円熟の良い演技。
特にマクドーマンドはロック禁止、英才教育の毒親かなあ?と思いきや、子供のやりたいことを1番にしてくれるいいオカンて面も見えてきて胸熱。
正直話の中弛み感はあるなあてみてたんですけど、ラスト10分くらいの展開で私はプラス5点くらい上がりました。
人の暖かさが出る感じ好き

忘れかけていた10代の気持ちを思い出せる青春映画だと思います!
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