矢野竜子

櫛の火の矢野竜子のレビュー・感想・評価

櫛の火(1975年製作の映画)
3.2
ファーストカットからして
意味を求めてはいけないんだろうなと思ったが
出てくる人たちのあまりに逸脱が過ぎる
行動言動の数々がそれに同調する。
話の筋も読み取れず狂人ばかり出てくるが
一方で突然内容を説明するような部分があったり
なんだか変な夢を見たような気分になった。
もちろん草刈正雄にちゃんと喋れとは
多分見ている全員が思っていると思う。
てかもはや半分死んでいる。
だからあんなゾンビみたいなうめき声を
常に出しているんじゃ…
と思ったがこじつけが過ぎるだろうか。
そしてブランコはああ使うのが正しいと私も思う。