vivo

アメリカン・ギャングスターのvivoのレビュー・感想・評価

3.0
確かな正義など無い。今日の正義が明日も正義であるかわからないし、そもそも今日の正義すら信じていいのかわからない。正義不在の世界で、二人の主人公がそれぞれに強い信念を持って行動する。彼らはそれぞれに悪を孕んでいるのだが、その行動は正義と呼びたい強さを持っていて、それを見ていると、正義とは信念の強さで定義される気がしてくる。

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ、似ていながらも不思議に対照的な存在感を持つ二人の共演は見応えがあった。
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