ゆうたろう

夕陽のガンマンのゆうたろうのレビュー・感想・評価

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
4.5
「ドル箱三部作」第2作目。
かっこ良さが渋滞起こしてる。広大な荒野の画に鳴り響くエンニオ・モリコーネの音楽と銃声、オープニングから一気に西部劇に引き込まれる。
そしてクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフ演じる主役二人は男のかっこ良さをこれでもかと体現している。憧れずにはいられない。
二人の関係性も良い。双眼鏡越しの出会い、帽子の撃ち合い、裏切り、共闘そして別れ。これこそが西部劇の男の友情。

このかっこ良さはセルジオ・レオーネの演出あってこそ。男臭さが溢れるどアップに銃撃戦の捉え方そして音楽使い。特に最後の決闘ではこの演出が絶妙。イーストウッドの登場の仕方からオルゴールとオーケストラを使った音楽、決着の捉え方全てが完璧。
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