鮭茶漬け

非情の罠の鮭茶漬けのレビュー・感想・評価

非情の罠(1955年製作の映画)
3.6
キューブリックの1955年の中編映画
ボクサーの主人公は隣に住むグロリアに恋をする。ただ彼女はギャングのボスと嫌々ながら愛人関係にあり、彼女を救い出そうと奔走するのだが…

軽妙で67分という短さであり、非常に見やすい作品でした。キューブリックの映画観が確立される前の割とストレートなノワール系ドラマです。同監督の作品だという色眼鏡をかけて見れば少しだけ物足りないですが、抜きにすれば楽しいドラマですし、のちに開花するであろう映画技巧の才は垣間見えたと思います。ただ若干話の筋が通らないのと設定の嫌らしさは否めない。
マネキンバトルはちょっと笑っちゃったな、一体何体のマネキンを撮影全体で消費したんだろう
鮭茶漬け

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