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秋刀魚の味のkanaのネタバレレビュー・内容・結末

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

どのショットも美しくて無駄がない〜
場面の切り替えで複数挿入される日常風景で周辺描写をしていて当時の町の様子を知れる

いつも以上に原色が多かったからか、戦後のハイカラが反映されてか、60年代仏のpopな雰囲気が色濃くでてるように感じた
おかげで兄嫁がアンナカリーナに見えてきたよ

何と女心のわからぬ父兄、、
言葉のままに受け取りすぎ、、

お見合い話がなくなると、友人2人に担がれた時は、完全に感情移入してしまい焦った。行動の遅さへの後悔とその後の安堵。

唱歌もみじ、からの哀愁ただようメロディーの最中、父娘の挨拶。道子の役の中で1番綺麗に見えた場面

娘が嫁いだ晩
おめでたいはずやのにお通夜みたいな。

寂しい晩に寄るところは、亡くなった奥様似のマダムがいるバー

戦争に負けたのに、黒歴史ではなく、皆懐かしい想い出として戦争の行進曲聴くのが意外

曾祖父母の世代か〜娘をやる、、時代の価値観が色濃く勉強になった

諸々
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