秋刀魚の味の作品情報・感想・評価・動画配信

「秋刀魚の味」に投稿された感想・評価

3110133

3110133の感想・評価

5.0
書くべきことなどないのだけれど

表面的な難解さなど微塵もなく、ただただ透き通っている。
時間の流れ、空間の広がり、あの味と匂い、交わす言葉。
歴史と精神、感情の機微。
その密度の高さは、名に限りなく近い。
言うべきことがあるとしたら「秋刀魚の味」という名だけだろう。
もし、そこまでいかなくとも、音楽のようである。
(例示を試みようかとも思ったけれど、野暮なのでやめときます。)

それを具現化するための技術(幾何学的な構図や不自然なカット割りや癖のある台詞のリズムや過度に押さえられた感情表現や)を挙げてみてもしょうがない。
この作品はもはや私たちに向けられていない。

ここまで澄んで、軽やかな精神は比類するものがない。
ただただ優れた作品の前で感謝するのみ。
え

えの感想・評価

4.1
確立された構図のなかで人間の刺々しさが染みる、なんでこんなに滑稽さが滲み出るの?
声出して笑っちゃう、リズムがもう、気付いたらずっとおもしろい、ずっとおもしろいけどどこか切ない、哀愁
こういう 人間の面白さ 失いたくないな
ミコト

ミコトの感想・評価

3.7
日常のほのぼのとした空気感が続いて、じんわり胸にきました。ただ、最後10分が怒涛の哀愁ラッシュでビビります。構図がずっと好きで、スタンリーキューブリックとかグザヴィエドランと同じような感じに思います。あと、ずっと香ばしい、、。秋刀魚の味っていうだけある、、。
美人やな〜
みんながいう小物とか色使いとか全く感じられなかったのは完全におれが悪い。おれの感性の無さです。でも良くわかるよね、ほんとにわかってんの?先入観ちゃう?って思っちゃうんだけどみんなわかってるんだよね。そうだよね。

今の時代とこの時代じゃ女性地位とか役割がだいぶ違うと思うんだけど、でも父親と娘っていう関係?愛情とかは変わらないと思う。気がした。表現の仕方が違うだけなのかな。
小道具まで全部かわいい

ビール瓶の列でさえころんころんって音が聞こえてきそうでワクワクする
それくらい物の配置にこだわりを感じた

夫がご飯炊いてハムたまご作ってるところに妻がハンバーグ買って帰ってきて、2人でエプロンして台所に立つ長男夫婦の関係性すき
生活への愛
アマゾンプライムで有料レンタルしたのにNetflixで観れたのかよ…
イワシ

イワシの感想・評価

4.0
小津監督初見です。
ヴィンセントギャロが影響を受けていることを知り観ました。
あらすじはあらすじをご覧になってください。その通りの映画です。
しかしこのあらすじはこの映画を見たあとにみてこそ響きます。
あらすじを先に見て、なんだ普通の話だな、特別な映画でもないなんて思わないでほしい。
この監督の映画、素晴らしい。
人物の描きかたが、セリフが、カットがとてもスタイリッシュで粋で。
独特のリズムで軽快に心地よく人間模様が進みます。
特別なストーリーもキャラクターもないのにこの映画は特別です。
人間への興味、生活への興味、人生への興味がじわりと沸いてくる名作です。
守るも攻むるも黒鐵の
浮かべる城ぞ頼みなる

いやー ひとりぼっちかー

浮かべるその城日の本の
小津監督のカラー作品は初鑑賞。
こんなに色鮮やかな世界でしたか。。

冒頭からもう、うわー好きーー!ってなるくらい結構衝撃だった。

いちいちうっとりするほど、どの場面を切り取っても完璧な色使いと構図。
色の配置が職人的。
小道具も衣装も好きすぎる。。

劇場で観たかったなぁ。

🍶🏠👰
役者をオブジェみたいだその中でも生き生きとしているんだけども
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