街中で隠れるように生きているテシクは隣の家の娘・ソミに懐かれ軽くあしらいながらもテシクも心を開いていた。ある日ソミの母親が麻薬事件に関与した事で人質としてソミまでもが連れ去られてしまうーーーーー。
流石、バイオレンスムービー大国。残虐シーンはシビれました。
韓国映画の何が良いって、思わず目を塞ぎたくなるようなグロテスクなアクションシーンは勿論、俳優さんの〝瞳〟です。
ハードなアクションをこなしながら、瞳は物悲し気で闇があるようで、過去にトラウマや問題を抱えた役が何ともハマります。日本にも立派な俳優さんはいますが、ここまで〝瞳〟で語る演技が出来る人はそういないと思います。韓国人特有の演技能力なのでしょうか。私はあの瞳が好きでたまりません。
相変わらず先読みしてしまってオチは「あ〜、やっぱりね」っていう感じでした。
インドかどっかの殺し屋さんは、結局良い人だったんでしょうか。あの時点で言ってしまえば違う結末があっただろうに。主人公以外の〝良い人枠〟は要らない、って事でしょうね。
最後の5分くらいは穏やかに泣かしにかかります。それにまんまとハマって泣いちゃいました。テシクの最後の台詞、あれはズルいです。
いやー、韓国のアクションはやっぱりレベル高い。同じアジア圏なのに邦画はどうしてこうも……。