たいし

波止場のたいしのレビュー・感想・評価

波止場(1954年製作の映画)
4.5
数々の映画に大きな影響を与えた名作of名作、エリア・カザンの『波止場』

見て見ぬフリをする奴の愚かさがよく分かる映画。そして逆境にも立ち向かう男の勇姿が心に響く。

神父の「魂を失っても生きたいのか」という言葉の真意。魂とは何なのか、、この映画を観ればそれがよく分かる。
テリーは仲間だけでなく己にも勝った!最後まで闘い続けた彼の強さは本当にかっこよく、感動した。。。

そして良心、裏切り、懺悔、エリア・カザンの弟子であるスコセッシ監督の映画の本質もこの映画に詰まっているように感じる。
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