『ゴッドファーザー』のヴィトー役を演じた
マーロン・ブランドには、私は特別な想いがあり、初めて“演技に引き込まれる”感覚を与えてくれた。
そのマーロン・ブランドに惹かれて、
若い頃の出演作も観てみた…
兄と車の中で過去の八百長試合について
話すシーンは圧巻。
声のトーンから表情、動き、完璧。
歴史的なシーン。
かなり好きなシーンでこの映画の中で1番のパフォーマンス。
全ての想いや溜め込んだ葛藤を集…
95.
ラストマンスタンディング。
マフィアに支配された街。
ブルーワーカーは職にあぶれ、言いなり。触らぬ神に祟りなし状態。
ある日一人の男が死んだ。
そこから物語は進む。
疑問符を挟み込…
組合と労働者が対立する中で、テリーとヒロインだけが人間の本質を見ようとしている構図が印象的だった。派手な展開は少ないけれどこじんまりとした世界の中で、マーロン・ブランドの演技力が際立っているように感…
>>続きを読む波止場の組合利権を牛耳るボスと正義に目覚めるはみ出し者の青年のお話
「重い荷物を手カギで運ぶせいでこうなった、その重さを感じるたびに自分に言い聞かせた、"これでイディが先生になれる"」
【はじめに】
『一度過ちをした人は二度と許されないのか』
『もう一度立ち上がることはできないのか』
そういうテーマだと解釈
一度、芸能人が不倫や薬物など不祥事をしたらもうテレビに出られなくなってし…
大名作や……。
ゴロツキに雇われている元プロボクサーのテリーは、親友ジョーイの死や、彼の妹イディと神父に関わったことから、今の自分に疑いを持ち始める。そして兄チャーリーの死をきっかけに、公聴会で証言…
若き日のマーロンブランド氏の名演が光る傑作。
ストーリー自体は淡々と進んでいくのだが、主人公のテリーがかつてボクサーであった過去はポロっと口頭でしか語られないのに、終盤の勇敢な姿に彼の本質がどん…
殆どマフィアみたいな労働組合に自己の尊厳の為に命をかけて抵抗する男の物語。
マーロン・ブランドの鬼気迫る演技も凄いが、港の労働環境、そこに働く労働者達の匂い立つリアリズムが凄い。
ある種のイタリア…