へい

波止場のへいのレビュー・感想・評価

波止場(1954年製作の映画)
5.0
マフィアが支配する腐敗した社会。
理不尽で仕事にありつけず貧しい暮らしをしても文句が言えない。ただやり切れない思いだけがある。現実と繋がる。

恋をして、命をかけて行動する神父のおかげで、見て見ぬ振りをしてきたゴロツキが一大奮起する。
次々に仲間が殺されていき、真実を告発しても街中全員に煙たがられる。もうそんな状況になったら逃げ出したいけど、更に危険を犯して立ち向かっていく。

整っているとは言い難いゴツゴツしたマーロンブロンドが輝いている。
へい

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