荻上直子監督が好きなあまり、
中古でDVDを購入して鑑賞…🛒💸
これは、今から遡ること18年前の作品。
たとえ令和にここまで閉塞的な町は存在しなかったとしても、私自身、現代社会を生きる上で通らざるを得ない「しきたり」や「暗黙の了解」などに対してじわじわと疑問を感じていて。
それらの思いが、吉野ガリの被害者である小学生によって具現化されたようだった。
「伝統」という言葉の悪用が
「伝統」を汚しているな、と痛感。
そして、当時の子役たちのお芝居がさすが。
素直だからこそ、台詞がスッと入ってきた。
個性豊かすぎる役者陣の中でも特に光っていたと思うのは、教師役の三浦誠己さん。
作中で脚光を浴びる役柄ではないのだが、“長いものに巻かれている”様がお見事。
約2時間、吉野ガリを拝み続けたが
やはり、荻上監督の作品はたまらんな…
最新作を心待ちにしている✌