勝沼悠

主人公は僕だったの勝沼悠のレビュー・感想・評価

主人公は僕だった(2006年製作の映画)
4.7
 ある日突然自分へのナレーションが聞こえるようになった男。彼はこの現象が何なのかを知ろうとするが。。。

 これは不思議な話である。変に理由をちゃんとつけないで、丁寧に話を進めていったことは大きく評価。キャストも超豪華で、不思議な話の成立に大きく貢献している。
 変化のない日常の中にいる男の変化だけでなく、全能者になってしまった作家の苦悩も合わせて描いているのがよかった。

 不思議な魅力の一本。
勝沼悠

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