主人公は僕だったの作品情報・感想・評価・動画配信

「主人公は僕だった」に投稿された感想・評価

構えずにかなり軽い気持ちで映画を観たかったため、W.フェレルにしてみましたが、ストーリーもキャストも良くストレスなしで寝る前にピッタリな映画でした👌

ズーランダーのW.フェレルでなく普通っぽい役なのにやっぱりおもしろいっ笑👨‍🦱
くそ真面目な国税局員ハロルドは幻聴に悩まされている。自分の思考行動を解説する声。誰かが自分を主人公に小説を書いている?
声から逃れるために自分を縛っていた規則から少しずつ外れていくハロルド。憧れの女性にアプローチし、数を数えるのをやめ、夢だったギターを買う。一方助力を求めた教授が一人の作家を見つけてくれる。スランプで次回作に再起をかけているカレン。彼女の作風は変わっていて、必ず最後に主人公が死ぬのだ・・・。
パケのメンバーが本当に素晴らしい。
すっぴんで次々と死を演じてみせるエマ・トンプソン。ヘビースモーカーで、作品のことしか頭にないイカレ作家ぶりがスゴい!ダスティン・ホフマンの教授もさすがの上手さ!さじ加減がちょうどいいの!クィーン・ラティファの有能エージェントもバッチリ。彼女のこういうしっかりした包容力のある役、大好き。刺青パン屋のマギー・ギレンホール!美形じゃないのにコケティッシュで夢中にならずにいられない。
ラストは予想のうちだけど、とっても清々しい、いい気持ちになる映画。

とにかく、全然文学に興味のなかった男がバスでそれを読み耽るシーンからの結論がもう自分的にはドンピシャなので!そしてそれを演じたウィル・フェレルがとても良かったので!自分的にはきっとまた見る映画。
yoko

yokoの感想・評価

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ちょっとSF、だけぉ絶対に起こらない!とは言い切れない程度のSF感がすごく良い!
全体に流れるゆったりした空気も見てて飽きなくて、最後も個人的にはハッピーエンドで、情報過多で疲れたときにまた見たくなる映画。
しかしアメリカの恋愛ものって一線を越えるまでが唐突すぎて笑う。
キーアイテムが腕時計とクッキー、っていうのも個人的にツボ
律儀に12年間細かく時間を守ってきた検査官ハロルド・クリックは自分が考えた事、思った事をそのまま語りかけてくる天の声に気付き始め自分が死ぬと予言されパニックに陥っていく映画
天の声に逆らって行動し子供の頃に諦めたギターやアナとの恋を発展させ必死に生き抜こうとするウィル・ファレル演じるハロルドが見所
とても前向きに考えさせられた作品
hs

hsの感想・評価

4.2
ストーリーの掴みがとても上手い。自分主人公の小説という一度くらい妄想しそうな設定にまず惹かれ、それに自分が気付くメタっぽい展開、その中で死を予告され先が気になる展開と、序盤の流れに惹き付けられる。タイムトラベルもの的な死の運命に抗う手段を探す話なのかと思って観始めたが、大きなフォーカスはそこではない。この映画のテーマはあくまでハロルドの人生の送り方だからであって、全体でそこが一貫しているのが良いと思った。

メッセージとして大きなストーリー展開から途中のテレビの内容に至る細部まで「やりたいようにやれ」と一貫してわかりやすく伝えてきており、新しいことをやってみようかなと前向きな気分にさせてくれる。後味が良い映画だった。
ちなみにパッケージにはノリノリでギターを弾くハロルドの姿が載っているが、基本的に真面目な税務官なので…なんかキャラ違ってない?
ぼう

ぼうの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2016.02.16[33作目]
DVD。物語序盤から一気に話に引き込まれた。これは面白い!友達にもぜひオススメしたい作品だった。大笑いするような作品ではないが、ユーモラスな会話と適度な緊張感、そして作品全体に徐々に流れる穏やかな空気のバランスがとてもよく、気持ちよく話を楽しめた。主人公とヒロインはいい意味で絶妙に美男美女といえないラインで、それがこの物語によく合っていたと思う。また、邦題の『主人公は僕だった』よりも、原題の『Stranger than Fiction』の方がやはりこの作品によく合ってるし、見終わってからはこちらの方が分かりやすい。




終盤の畳み掛けるような流れでは小説を読んでる際に自分の脳で想像している世界を見ているようでなぜか心地よかった。
これより面白い映画は星の数ほどある、オチも微妙だけど何故か個人的にすごく好きな作品


マギーギレンホールとか全然好きじゃないのにヒロインのアナ(マギーギレンホール)はめっちゃ可愛く見える不思議

ハロルド(ウィルファレル)がアナの家にお呼ばれしてギターでWreckless Ericの Whole Wide World(名曲)を弾いてからのアナとのキス、そしてオリジナル音源が流れ出すシーンとかアメリカっぽいクッソ大味な演出なんだけどほんと好き、めっちゃ好き。

あまりにも好き過ぎて劇中でそこそこのキーアイテムでありハロルドが着けてる時計(timex ironman triathlon combo)と同じモデル買うぐらい好き

なんでやろ?
You

Youの感想・評価

2.8
ストーリー展開が抜群と聞いて観たけど、なんか別に普通だったなあ。
感想の書きにくい映画。

主人公はじめ関係者たちが非日常部分に対してきちんと驚くけど、わりとすぐ受け入れて対処的に行動してるあたり、この非日常は別にビックリ要素ではなく物語を進めるための1つの舞台装置でしかないんだよな。
「死ぬより生かす方が駄作」…理屈ではわかるけど、実際元がどれほど素晴らしい大傑作で、改訂版がどれほど駄作落ちしたのかわからんからピンと来ない。けどここも、映画のテーマのためには重要な点じゃないから別にピンと来なくてもいいのだろう。
このテーマってのはきっと結局「人間よく生きるべし」ってことであって、主人公が僕じゃなくても、小説の登場人物じゃなくても、人間いつ死ぬかはきっと神なり運命なりに決められていて、でもそれに自身が気づくことは決してないんだよね。
いつ死ぬか分かってたらどういう生活を送るだろうか?
少なくとも分かってないときよりは、「死ぬまでに何らかのことをしなくては」と思って1日1日を濃密に生きようとするだろうな。
明日もその次の明日もあると漠然と確信してるから毎日を無為に過ごしている。
明日はあれをやって、来月にはあれをこうして、一年後あたりはあれがこうなってる、と、漠然と思い描いている。
それが実現するとは限らないのに。

自分の人生の主人公は自分だよ、歯車や計算機のようでなく、したいように生きればいいんだよと、単純にそう伝えて来られているような感じ。
そして主人公は自分だけじゃなく回りの全員がそうなのだと、チャリンコボーイや求職バスドライバーやベーカリーの客を見渡すことでスッと理解できる感じ。

私は死に様は生き様と同義だと思っているけど、確かにそれなら、良く生きた末に死を迎えたときが一番の大傑作かもしれない。
気になるアノコにも思いきってアタックすれば意外とすんなり付き合えるかもね。
ある日突然、自分の行動を語る語り部のナレーションが頭の中に響き渡ってきて、自分が、誰かが書いている小説の主人公であることが分かります。

文学に精通する教授と一緒に著者の正体を探していきますが、この教授役がダスティンホフマン。

そして当然の如くホフマンさんのグッドなアドバイスが炸裂します。

「物語は悲劇か喜劇しかない。お前が喜劇らしく生きていけばハッピーエンドになるはずだからそうやって生きろ」

さすがホフマンさんと思うのですが、実は鬼畜だということが分かりビビります。

主人公ハロルドは今までの型にはまった生き方を変え、自分のやりたいことを行動に移して充実した人生を送り始めますが、著者が主人公を必ず殺す悲劇作家であることが分かってからは深刻な心境に陥ります。

かなり斬新で刺激的なアイディアですが、さらに輪をかけて面白いのは、映画自体の論評を迂回的に出演者にさせている点です。しかも酷評させたラストをそのまま使うという自爆技。。。

ダスティンホフマンは言うに及ばず、エマトンプソンさんが出色。
HK

HKの感想・評価

3.6
突然、主人公には自分の行動や感情を実況する女性のナレーションが聞こえ始めます。
面白いアイデアだとは思うんですが、どう決着をつけるつもりか観ている間は一抹の不安が・・・
結果的に不安は的中し、私としてはちょっと釈然としないラストでした。

では面白くなかったのかというと、観ている間は不安はありつつもけっこう楽しめました。
でもそれも出演者たちの魅力に負うところが大きかったように思います。

主役のウィル・ファレルには馴染みがないんですが、本作ではむしろ主役らしからぬ薄い存在感が役に合ってたんじゃないでしょうか。
そしてベテランのエマ・トンプソンとダスティン・ホフマンの絶対的な安定感はさすが(この二人はこの後『新しい人生のはじめかた』でもイイ感じのカップルを演じてました)。
主人公と徐々に距離が縮まるマギー・ジレンホールもとても魅力的。

実は私は1990年代から映画の長期ブランクに突入しており、ジレンホール姉弟の存在を最近まで知りませんでした。
弟のジェイクの方はもう5~6本見ましたが姉の方は意識して観たのは初めて。
ちょっとナンシー・アレン似? 
今回は金さんの桜吹雪のような入れ墨も印象的でした。

監督は『ネバーランド』『007慰めの報酬』『ワールド・ウォーZ』『プート大人になった僕』などどんなジャンルもそつなくこなすドイツ出身のマーク・フォスター。

名優たちの演技は堪能できたし演出も安定していたと思うんですが、脚本のせいか設定とストーリー展開に説得力が感じられなかったのが残念。
逆に言えば、話がイマイチでも名優が揃えばそこそこの作品になる例とも言えるかも。
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