主人公は僕だったの作品情報・感想・評価

「主人公は僕だった」に投稿された感想・評価

もしも他人が死ぬと知っていたら
あなたは何をしますか?

頭、心では他人の人生などどこか物語で、
シンプルに皮肉で多分泣けるモノを求めていたりするが、
自分事として行動した時には
助けるためにただただ身体が、そして心が動いてしまう
そこには物語性などはない。

劇中劇ではないんだけど、
劇中劇だったのかな?という
作り手の脳内シミュレーションをみた印象。
Xavier

Xavierの感想・評価

3.9
自分がまもなく死ぬって解ったら、やっぱ怖いよなぁ…
毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数だけ歯を磨き、同じ歩数でバス停まで歩き、毎晩同じ時間に眠る会計検査官のハロルド
クリック。
そんな几帳面すぎる毎日が続くある日、彼の行動を正確に描写する女性の声が彼の耳に聞こえてくる。そして不思議な事に"その声"は、彼にしか聞こえない。
そんな中で、アダムは彼の死を予期する
"その声"を聞いてしまう…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
"ウェディング・クラッシャーズ"での演技が余りにも"怪演"すぎて、主役の2人を喰ってしまったウィル・フェレル。
彼の事が気になったので、他の出演作も観てみることに。
で、選んだのがこの作品。
かなりトリッキーな作品。

突然、彼だけに聞こえるようになった
"謎の声"
声の主探しに、奔走するなか声の主が、人気悲劇作家のカレン・アイフルだと突き止めたハロルドだが…

生粋のコメディアン、ウィル・フェレル主演って事もあり、こてこてのコメディで笑わせてくれるんだろうと思いきや、
まさかのノーコメディ!
真面目に演技をしています。しかしながら、真面目にすればするほど彼の場合は面白く…結構飽きさせません。

この作品で語られるテーマは"死"
人は遅かれ早かれ死ぬときが来るもの。
でも、それが避けられるものだとしたら
どうにか助かりたいと思うのも解る

結局、行き着く所はそこなんだろう…
って思っていたら、まさかの展開が…

あんまり期待はしていなかったんだけど
面白かった。
自分の生きている人生が、実は書かれた小説の通りであり、自分がその小説の主人公っていう設定も変わっていて面白い

そして、何気に出演者も豪華。
ハロルドの助けになる教授がダスティン・ホフマン、そして知らず知らずのうちにハロルドを主役に小説を書く作家にエマ・トンプソン、その助手がクイーン
ラティファ、ハロルドとバトルを繰り広げるベーカリーの女主人にジェイクの姉さんマギー・ギレンホールが…

いゃあ、面白かった!
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

4.7
 ある日突然自分へのナレーションが聞こえるようになった男。彼はこの現象が何なのかを知ろうとするが。。。

 これは不思議な話である。変に理由をちゃんとつけないで、丁寧に話を進めていったことは大きく評価。キャストも超豪華で、不思議な話の成立に大きく貢献している。
 変化のない日常の中にいる男の変化だけでなく、全能者になってしまった作家の苦悩も合わせて描いているのがよかった。

 不思議な魅力の一本。

このレビューはネタバレを含みます

DVD/字幕


小説家目線だと「世にも奇妙な物語」ですよね。

この題材ならもっと面白くできたのでは…と思ってしまう。つまらなくはないけど。
Sayaka

Sayakaの感想・評価

3.7
結構好きな脚本でした。さりげなく背中を押してくれるような感じ。主人公の真面目人間ハロルドは、ある日突然頭の中で自分の行動を朗読する女性の声が聞こえてくるようになり、死を宣告されてしまう…。珍しくまじめなウィル・フェレルが良かったです。あの不器用なギターの弾き語り見たらアナと同じ行動しちゃうな。マギー・ギレンホールが超可愛いのでオススメ。
ハロルドは国税庁の監査官。毎日同じ時間に起き、同じ回数歯を磨き、同じバスに乗って会社に行く。会社の中でも毎日のルーティンワークは同じ。
しかし、そんな彼に異変が。
彼の行動、思考を何一つこぼさずに全て読み上げる、まるで小説の三人称の語り手の様な声が、突然聞こえ始めたのだ。

ただでさえうるさいのに、その声はとうとう、
「このささいな行為が死を招こうとは…、彼は知る由もなかった」と言いだした。
ええ!、俺、死ぬの!?????
聞き捨てならない事態に何とかしようと思ったハロルドは、結局大学の文学教授の下に辿りつき、彼のアドバイス通りにやってみる事にする。

設定がSF的というか、実験的で面白い。
しかし、ハロルドが自分自身の「内なる声」に気付くのは、他人のアドバイス通りに行動して…なのだ。
結局、あまり自主性がない人というのは変わりないというか…。

私は変更になったという、このラストは好きなのですが、
もうちょっとハロルドに自主性が出てきてほしかったと思いました。
mika

mikaの感想・評価

2.0
B級はちゃめちゃコメディ映画かと思いきや、現代の話に、ファンタジックな要素を絡め、最後は誰もがハッピーに。ハリウッド映画の王道?

展開のスピードに、多少イラ立ちを感じ眠くなります。
もう少しメリハリがあるとよかったのかもしれないけど・・・まぁ後味は悪くないです。

とりあえず「ファンタジー映画」だと思って観れば、楽しめますよ。

何も考えてはいけません。。。
テレビの中でかかってるものがひそかに語ってる、タバコとコーヒーの使い方もオマージュなのか?
エマトンプソンの語りは、聞きやすくていい発音で、それだけで聴き惚れてしまう。そこがベースとなって、しっかり作品そのものの色がでて、シャンとした姿勢の良さとでもいうものを感じます。入れ子になった結末を、あえての落としどころに淡々と納めた二重構造も、逆に、このストーリーの格を上げてるのかも。
コメディっ気がないウィルフェレルの作品は、相手役ヒロインが不思議なくらい、とにかく映えまくるって法則が成立してる。
ばんび

ばんびの感想・評価

4.2
あまり期待しないで見た作品。
途中長いなーと感じたけど、最後まで絶対見て欲しい!
本作はできる限り作品を追っているウィル・フェレル主演作。

ストーリーを説明するのが非常に難しいのですが、ざっくり言うと、とある理由で自分の死を悟った主人公がそれまでの几帳面さが取り柄だけ生き方を改め心の赴くままに人生を歩み出す、みたいな感じでしょうか。

ウィル・フェレル作品にして下ネタがいっさいなく、どちらかと言うと会話のやりとりで笑わせるタイプのコメディなので、日本でも受け入れられ易いのでは。

監督は以前に北野が絶賛していた「プーと大人になった僕」と同じマーク・フォースター。未見ですが中年男性が人生を見直す流れは共通しているのかな。
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