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主人公は僕だったのyunayunaのレビュー・感想・評価

主人公は僕だった(2006年製作の映画)
3.7
ある日突然 頭の中でナレーションがつくっていう奇異な設定がすごく面白かった。

ハロルドのどこまでも生真面目なところがおかしくもある一方でとても好感がもてたし、弾き語りのシーンでアナがぐっと惹かれていくところにはキュンときた。


終盤、カレンの書いた結末はこれ以外ありえないと教授が言い切った後に語るシーン、カレンが悩み苦しむシーン、ハロルドがその最期を受け入れていくところでは、人が生き死にゆくことの意味、死生観について考えさせられた。
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