天鵞絨

ブルークリスマスの天鵞絨のレビュー・感想・評価

ブルークリスマス(1978年製作の映画)
3.7
沖の想い人・冴子がテレビの音量を上げていたり、ナチス政権下のホロコーストのニュースを見て涙を流す場面、その重みが第二部になってのし掛かって来て……
冴子が迎える恋人とのはじめてのクリスマスに、その恋人に殺されなければならないのが辛すぎます。嬉しそうに用意をする彼女の姿が涙を誘います。

政治家達の目的を明かすことなく計画が遂行する恐怖、情報収集が出来ない恐怖というのも描かれていてリアルな気持ち悪さを感じました。
天鵞絨

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