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死の標的のlvsのレビュー・感想・評価

死の標的(1990年製作の映画)
3.7
数え切れないくらい観たセガール映画の1つ。
現在は大熊のような見た目になってしまったセガールだが、今でもスティーブン・セガールと言えばやはりこの頃のスラリとした長身にポニテールのイメージがある。

この作品では敵をショーケースの中に何度もぶち込むアクションが印象的だったが、その印象だけが残りタイトルを長らく忘れていた。まさかこんなに初期の作品だったとは。

戦闘スタイルは合気道で、今作では特にその色が強いが、手首を捻ったり押し倒したり投げ飛ばしたり、かと思えば唐突に力技で骨をへし折り首を斬り落とす。
セガールに戦う理由を与えて悪人をボコボコにする映画なので、目的が達成されるとその後の話等は一切語られずにエンドロールが始まる。
重症だった娘は助かったのか、ドレッド集団は街を去ったのか、そんな事はこの映画においてはほんの些細な事でしかないのだ。
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