もうほぼ修復不可能なほどに壊れてしまった、最悪な家族の話。
この映画、笑えないくらい悲惨な状況が続いていくのにも関わらず、小ネタが湧き水のように次から次へと溢れ出てきて困惑しちゃう。でもごめんなさいめっちゃオモロいです。
たくさん笑ったし、たくさん胸がギュッとなった、はー変な映画。
そしてそして、永作博美さん演じるマチコさんが好きすぎる。あなたが私のナンバーワンでオンリーワンでした。
ただの天然元気無害キャラに見えて、実は太くて真っ直ぐな芯を、心に一本、どんと持ってるような。あの大量の呪物みたいなぬいぐるみは、彼女なりの表現の手段として作っているのか、とくに何の意味もないのか、わからないけれど、どっちにしろ大好きだな。マチコさんというキャラクターについてもっと知りたい。
原作もいつか読んでみたい。
