このレビューはネタバレを含みます
ちょっと長くて途中かなりダルかった。
ストーリーはとてもいいんだけど、あれだけの尺取って観せるほどの内容とは思えなかったなぁ。
ここはいらないだろ…もしくはもっと簡単に表現できるだろって部分がかなり多くて、そこを削れば２時間で済ませられだろうに…。
黒人の郵便局員が客の男性を射殺したところから始まるわけだけど、戦時中の話があまりにダラダラと続くものだから、肝心の冒頭すら忘れてしまいそうになった。
途中、現在の描写を少し織り交ぜたほうが過去の話とつながりやすい気がしたなぁ。
あと、戦時中の話も、アメリカ兵の視点やイタリアの人達の視点やゲリラ達の視点や、いろんなところに視点を持って行きすぎて、ストーリーの主軸がどこにあるのかが分からくなってしまった。
主軸は現在の射殺事件につながる部分にあるわけだから、アメリカ兵だけをメインに据えたストーリー展開にしたほうがよかったのでは？と思う。
ともあれ、ラストは本当に泣けた。
