オーウェン

白い肌の異常な夜のオーウェンのレビュー・感想・評価

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)
4.0
クリント・イーストウッド主演作にしては珍しいスリラー映画。

時は南北戦争時代。ハーレム状態の女性だらけの寄宿学校に、イーストウッドがやって来たらどうなるかという展開。
当然恋愛の形が出来るが、そこに嫉妬や愛憎が絡むとあら不思議!昼ドラに早代わり(笑)

とにかくこの映画は女たちの恐さに尽きる。
よく追い詰められると何でも出来るというが、これはその典型。
ある意味男がいない環境だからこそ、こういう状態になるのは頷ける。

ラストはスパッと切り上げると同時に、少女の笑顔が本当に恐かった。
ドン・シーゲルとイーストウッドのコンビが、こんなスリラーも手がけていたとはビックリ。

女性は怒らせるとほんとに恐い事を実感できます(笑)
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