歌子

ロボットの歌子のレビュー・感想・評価

ロボット(2010年製作の映画)
3.0
「ムトウ踊るマハラジャ」が日本でも大人気でしたが、
その主演のラジニカーントが、37億円の製作費のCG映画とともに降臨!
いや~ダンスの勢いや切れはなくなりましたが、 そのわけのわからなさと、インドでは「木村拓哉なみのイケメン」という 謎の扱いではありますが、絶対的なスーパースターオーラは健在です。
ま、そうみても吉 幾三にしか見えないんですけどね・・・
映画の内容については、突っ込み疲れて見る側が消耗するという形式は健在でした。心を持ったロボットは、人間を幸福にするか?という壮大なテーマの割に、肝心の主人公たちの言い分は、トンでも発言が多く、
戦争のために武力としてロボットを開発するだの、結構人道的に酷いことを言っており、逆に敵役の方が真っ当な場面もありました。
そんななかで、人間の心を持ったロボットの最期はあまりにも哀しく、 ちょっとしんみりしてしまいました。
歌子

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