みも

麦秋のみものレビュー・感想・評価

麦秋(1951年製作の映画)
4.5
小津安二郎作品。

行き遅れた娘と、それを心配して頭を抱える親兄弟たちが題材。

昔の映画の世界って、どこか「別の世界」のような感覚にもなるが、家族を思う気持ちはいつの時代も変わらない。
むしろ、携帯電話もない新幹線もないこの時代だからこそ、離れゆく家族を思う気持ちが、より一層強いのだろう。

現代においては、男尊女卑や女性差別ともとれる発言や考え方にも、特に違和感は感じない。

しかし「お金持ちの家」のイメージが
電気冷蔵庫とコカコーラというのは可笑しかった。時代やねぇ。笑
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