このレビューはネタバレを含みます
今とは価値観が全然違う時代なので、アウトだったり共感できない表現があることを踏まえつつ。
娘(妹)が嫁に行くまでの淡々とした物語なのに、すごく魅力的。
そして女性陣の所作の美しいこと!
紀子は常務さんのことが好きだと思ってたら、そっちだったのねーw
それにしても当事者不在のままトントン話進めちゃって大丈夫?と心配にはなりました。
それに子供が家出したのに呑気な大人たちったら…(時代か)
晩春、東京物語は哀しさが纏わりついてたけど、本作は紀子3部作の中で明るい方だったと思う。
杉村春子はやっぱりお喋りおばさんで安心しました。